ニキビ跡を消す市販薬&スキンケア7選•よく効くアイテムをランキングで紹介

ニキビ跡を消す市販薬&スキンケア10選•よく効くアイテムをランキングで紹介
スキンケア

ニキビが治った後、肌のクレーターや色素沈着などのトラブルに悩む方も多くいらっしゃいます。

今回は「ニキビ跡を消すにはどうすればいいの?」とお悩みの方へ向けて、おすすめの市販薬やスキンケア商品を7つピックアップしました。

また、美容皮膚科がおこなっているニキビ跡の治療方法についても解説します。

 

【確認】ニキビ跡は大きく分けて3種類ある

ニキビ跡は大きく「赤み」「色素沈着」「クレータータイプ」の3種類あります。

まずは、それぞれのニキビ跡の特徴・治し方・治りやすさについて見ていきましょう。

自身のニキビ跡がどのタイプか把握した上で、ケア方法を選ぶことが大切です。

 

赤みを持っているニキビ跡

ニキビ跡のなかでも、多く見られるのが「赤み」です。「炎症後紅斑」と呼ばれることもあります。ちなみに「紅斑(こうはん)」は赤い斑点という意味です。

皮膚のなかの血管が拡張・増生・損傷することにより赤みが起こるといわれています。

大きなニキビやしこりのあるニキビ、炎症の強いニキビなども赤みの原因です。

自然に治るパターンもありますが、数ヶ月以上赤みが続くことも……。

自宅でできる治療は、肌のターンオーバーを促す成分の入った化粧品や医療部外品を使用すること。例えば、レチノール(ビタミンA)やビタミンCなどが挙げられます。

また、早く治すためには、紫外線やマッサージなどの刺激を避けることも大切です。

 

色素沈着した暗い色のニキビ跡

茶色系の暗い色をしたニキビ跡が残る場合もあります。このニキビ跡の原因は、メラニンです。

肌の炎症が起こることにより、メラノサイトと呼ばれる細胞が刺激され、大量のメラニンを生成してしまうのです。これが、シミのような色素沈着となってしまいます。

基本的には、赤みのあるニキビ跡と同じく、おおよそ半年ほどの時間をかけてゆっくりと薄くなっていきます。そのため、自宅では、肌の生まれ変わりをサポートする成分が含まれる化粧品を使うなどのケア方法をとりいれましょう。

また、シミと同じく美白ケアにより、色味が薄くなることもあります。

ただし、ニキビが激しい炎症を起こしていたなどの理由があると、色みがなかなか消えてくれないことも……。セルフケアで難しいと感じたら、皮膚科へ相談することをおすすめします。

 

クレータータイプのニキビ跡

クレータータイプのニキビ跡は、赤みや色素沈着よりも重度のニキビ跡といえます。

肌の表面が凹み、デコボコとしている状態です。

ニキビが悪化して、炎症が肌の奥にある真皮層にまでダメージを与えるとクレータータイプのニキビ跡になってしまいます。ニキビを潰す行為も原因のひとつです。

また、真皮層にはターンオーバー機能が備わっていません。そのため、赤みや色素沈着とは異なり、自然治癒は難しいといわれています。

上記のことから、なるべく早く美容皮膚科での治療を受けた方がよいでしょう。

 

ニキビ跡を早く消したい!よく効く薬とスキンケア7選

ニキビ跡(赤み・色素沈着)は、セルフケアにより治りやすくなることがあります。

とはいえ、ニキビ跡にアプローチできるアイテムはたくさんあるため「どれを選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、自宅で使えるおすすめの市販薬やスキンケア商品をご紹介します。

 

ニキビ跡におすすめの市販薬

皮膚科に行けないときや、病院を受診するほどでもない場合は、ドラッグストアやネットで購入できる市販薬を購入する方法も検討しましょう。

この項目では、ニキビ跡が気になる方におすすめの市販薬をランキング形式でまとめました。

 

【医薬部外品】アットノン ニキビ跡ケアジェル

炎症を鎮静化し赤みのあるニキビ跡をケアしながら、メラニンの生成を抑えることにより黒や茶色のニキビ跡になってしまうことを防ぐ。ビタミンC誘導体により、肌を清浄化し引き締める効果も。

 

ケシミンクリーム

ビタミンC誘導体がメラニンのもとを分解し、ビタミンE誘導体が血行を促進することで肌の代謝を促す。特にシミのようになってしまったニキビ跡に有効で、ニキビが落ち着いた頃につけ始めるのが◎

ニキビ跡におすすめのスキンケアランキング

ニキビ跡を治しやすくしたい方は、日々のスキンケアにも意識を向けましょう。

例えば「肌のターンオーバーを促す成分が配合された化粧品を使うこと」が挙げられます。たくさんある商品のなかから、とくにおすすめのアイテムを5つご紹介します。

 

アクセーヌイプノス

ニキビを繰り返さない肌へと整えながら、残ってしまった「見せたくないニキビ跡」にもアプローチ。肌をキレイに見せながら、美しい状態目指していくスキンケアシリーズ。

オルビス ホワイトクリアエッセンス

肌本来の透明感引き上げてくれる美白美容液。炎症後に発生するメラニンの蓄積を予防し、ニキビ跡になりにくい状態へと導いてくれる。公式サイトは楽天・Amazonと同価格で人気ラインのスキンケア7日分付き。

LuLuLun ピュア

植物由来の抗酸化物質を配合し、肌の酸化を防止。毎日続けるシートマスク習慣で効率よくニキビ跡をケアできる。ニキビができやすい脂性肌にもおすすめで、肌荒れしにくくコンディションを保った状態をキープ。

HAKU メラノフォーカスEV(医薬部外品)

4MSKとm−トラネキサム酸が、色素沈着の原因となるメラニンに根本からアプローチ。「メラニンが作られる段階で抑える・生成させない・蓄積させない」という徹底ケアで、肌に色むらを作らせない。

イニスフリー ビタC グリーンティーエンザイム ブライトセラム

ビタミンCとグリーンティーの効果で炎症を起こしにくい状態へと整え、メラニンの生成を予防。毛穴を引き締めることでニキビを繰り返しにくい肌へと導き、バリア機能もサポートする。

自力で治すのが難しいニキビ跡は美容皮膚科で治療

ニキビ跡を自力で治すことが難しいと感じたら、早めに美容皮膚科に相談しましょう。

美容皮膚科では、ケミカルピーリングやダーマペン、ポテンツァなどの治療を受けられます。どのような内容の治療であるのか、ひとつずつ解説していきます。

 

軽度〜:ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、肌全体に専用の薬剤を塗り、古くなった角質を取り除く治療です。

肌のターンオーバーを正常化してくれるため、ニキビ跡・毛穴の開き・黒ずみ・くすみ・小じわなどの肌トラブル解消に効果が期待できるといわれています。

もともとの肌質や施術を受けるときのお肌の状態によっては、ピリピリ感やかゆみを感じる方もいらっしゃいますが、鋭い痛みや出血などはありません。

ちなみに、ドラッグストアなどでもピーリングジェルは販売されていますが、美容皮膚科で使われるものとは、配合されている成分や濃度が異なります。

 

中度〜:ダーマペン

ダーマペンとは、髪の毛よりも細い針で肌の表面に小さな穴を作り、肌が本来持っている自然治癒力を向上させる治療のことです。

肌の真皮層を刺激できることから、クレーターの治療にも効果があるといわれています。

治療時には麻酔クリームが用いられることが多く、人によっては、チクチクとした痛みを感じる場合もあります。

ダウンタイムには個人差があるものの、1週間ほどは赤みが残ると考えておきましょう。

より効果を実感するためには、1ヶ月に1回、4~6回ほど治療回数を重ねることをおすすめします。

 

〜重度:ポテンツァ

ポテンツァは、細い針を肌に差して、そこからラジオ波を流し、コラーゲンやエラスチンの増生を促進する治療法です。とくに、クレーターへの高い効果が期待できるといわれています。

そのため、他の治療方法で肌のデコボコが思うように治らず、悩んでいる方にもおすすめです。

副作用としては、赤みや腫れ、内出血などが挙げられます。

ダウンタイムは1週間程と考えておきましょう。また、ダーマペンと同じく、施術中は痛みを伴いますが麻酔クリームを使用するクリニックがほとんどなのでご安心ください。

ポテンツァは、1回のみでも効果を実感しやすい治療ですが、繰り返し施術を受けることで、よりクレーターが目立たなくなり、満足感が得られるでしょう。

 

ニキビ跡は状態に合ったケアで正しく改善

ニキビ跡には、赤み・色素沈着・クレーターの3種類あります。

このうちの赤みと色素沈着は、市販薬を使い症状を和らげることが可能です。

また、ニキビ跡を早く治すためには、ターンオーバーを促す成分や美白に有効な成分が配合されたスキンケア商品を使い、自宅でケアすることも忘れずにおこないましょう。

しかし、なかなか症状が良くならない場合や、クレーターになっている場合は、セルフケアのみで治すことは難しいため、早めに皮膚科に相談しましょう。

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