【2023年最新】エイジングスキンケアおすすめ9選!30代•40代•50代と年代別にご紹介

「あれ…?自分の肌、なんだか昔と違うかも?」
そんな気付きが、エイジングケアスタートのサイン。鏡を見て、5年〜10年前と比べて変わってしまったなと感じたら、どんなふうに変化したのか観察してみてください。30代、40代、50代…それぞれが感じやすい年齢のサインがあるはずです。

この記事では、そんな年代別の変化をサポートする化粧水を、「お試しから始められる」アイテムに絞って、元美容販売員の編集部スタッフがご紹介していきます。

ぜひ、エイジングケアスタートの参考にしてくださいね。

エイジングスキンケア・おすすめの選び方

まずはエイジングケアに効果のあるスキンケアを選ぶ際に、どんなことに注目したらよいのかを簡単に解説いたします。

「バリア機能」と「ハリ•弾力」に注目

美しく若々しい肌を保つために必要なのは、外部刺激に負けないバリア機能を維持することと、内側から押し上げるようなハリを保つこと。どちらも年齢とともに低下していくものですから、この2点を重点的にフォローしていくのがよいと言えるでしょう。

代表的な有効成分として挙げられるのが、セラミドとコラーゲン。セラミドは肌のバリア機能を高めキメを整える効果があり、加齢による毛穴や凹凸の目立ちにくい、みずみずしく滑らかな肌へと導きます。コラーゲンはご存知の方も多いかと思いますが、肌深部の「真皮」を形成する成分。大きなしわが目立たずハリと弾力のある肌は、真皮がコラーゲンで満たされています。このふたつの成分に着目して、アイテムを選んでいくことがおすすめです。

「配合」だけではなく「促進」もポイント

有効成分の「配合」と合わせて注目していきたいのが、お肌の中で有効成分が生成されることを「促進」する効果があるかどうか。実は、スキンケアに含まれるセラミドやコラーゲンは、お肌の深部に100%浸透することはありません。そのため、自身の肌の中で生成する必要があるのです。エイジングケアアイテムを選ぶ際は、生成を促進してくれるかどうか、という部分も含めて選んでみてください。

年代別!エイジングスキンケアランキング

さて、ここからは早速、年代別におすすめのエイジングケア化粧水を紹介していきますよ。エイジングケアは気になった時が始めどき。ご自身の年齢に合わせたスキンケアを見つけて、加齢による変化に怯えることのない美肌を目指していきましょう!

30代におすすめのエイジングスキンケアランキング

30代は仕事に家事に毎日が忙しく、ストレスや疲労が肌に出やすい年齢。20代の頃と比較すると揺らぎやすいことが特徴に挙げられ、急激な乾燥やくすみに悩む人が増えるのもこの年代。鏡を見て肌の変化を感じ始めるのが、30代からだと言われています。

30代のピックアップポイントは【揺らぎや変化への対策】。外的な要因によるお悩みが出にくい肌を目指していきましょう。

アテニアプリマモイスト

30歳からのプレエイジングケアとして人気のアテニアプリマモイスト。肌の潤いとハリをサポートする、ヒアルロン酸とコラーゲンの生成を促す成分「プロテオグリカン」が、低下気味な肌の調子を底上げ。いきいきとした印象に。
野薔薇、ローマカミツレ、オレンジなどの自然由来の香りに癒されながら、エイジングケアのスタートを。

オルビス ユードット

ハリ弾力などのエイジングケアにプラスして、お肌の透明感アップをサポートしてくれるオルビスユードット。ポリフェノールによる抗酸化により、シワやくすみを引き起こしにくい肌へと導く。さらに、抗炎症・抗アレルギー効果などを持つ植物エキスが配合されているので、揺らぎやすい肌でも安心して使用できるのが魅力。

ノブL&W

バリア機能をサポートし、肌全体の活力に働きかけるL&Wシリーズ。セラミドを配合することで揺らぎにくく、刺激やストレスの影響を受けにくい肌へと導く。高保湿成分もたっぷり配合されているので、乾燥小ジワやくすみなどが気になり始めた肌の強い味方に。敏感肌の方にもおすすめの低刺激シリーズ。

40代におすすめのエイジングスキンケアランキング

40代はお肌の生まれ変わりを指すターンオーバーの平均周期が遅くなってくる年代。20代の平均周期と比べると、約1.5倍もの時間がかかると言われています。そのため表皮のゴワつきや乾燥による小ジワが目立ちやすくなり、紫外線によって現れるダメージの改善も遅れがちに。40代のピックアップポイントは【正しい土台作り】。小さな凹凸や色むらのない滑らかな肌を目指していきましょう。

SK-Ⅱ ピテラ

ピテラとは特別な酵母の株から独自のプロセスで発酵させて生み出した天然由来成分。50種類以上の肌に有効な成分を配合し、肌を潤いに満ち溢れた健やかな状態へと高める。毎日使い続けることで肌荒れを防ぎ、自らが持つ美肌のポテンシャルを引き出してくれる高機能スキンケア。

アスタリフトベーシック

富士フィルムが独自の知見を活かし生み出したスキンケアライン、アスタリフト。「うるおい・ハリ・つや」という若々しい肌に欠かせない要素を引き出すため、浸透型リポソームとヒト型ナノセラミドを配合。ビタミンC誘導体を肌深部に届けることで酸化を防ぎ、角質細胞の壁を強化することで、くすみ小ジワを感じさせない肌へと導く。

セット内容
ジェリー美容液、化粧水、多機能美容液、クリーム(各7日分)+UV化粧下地(5日分)

ディセンシア

シワ改善サポートに特化したディセンシア。有名百貨店ブランドPOLAのグループであり、POLAのシワ改善研究の成果を存分に受ける高コスパシリーズ。ナイアシンアミドが肌の力を底上げし、ローヤルゼリーが肌にハリをもたらす。さらに抗酸化作用も兼ね備え、くすみとシワのできにくい肌を目指すことができる。

50代におすすめのエイジングスキンケアランキング

50代になると、ライトメイクではお悩みが隠しにくい時期に突入。筋力やコラーゲン生成能力も衰えてくるため、深いしわやたるみ、皮膚が下がることによる毛穴の目立ちも気になってきます。さらに保水力も低下しがちなため、内側と外側の両方からしっかりとケアすることが重要なポイントに。50代のピックアップポイントは【肌の底力の向上】。細胞を活性化し、エネルギーの溢れる肌を目指していきましょう。

ORBIS AMBER (オルビス アンバー)

4種のコラーゲンやナイアシンアミドを配合し、シワ改善・シミ予防の2つの観点からマルチにケアしていくオールインワンクリーム。高い保湿力を持ちながら、ベタつきやぬるぬる感なく軽やかに使えるところが嬉しいポイント。

ファンケル無添加エンリッチ

添加物不使用の肌に優しいスキンケアブランド、FANCLから生まれたエイジングケアライン。ナイアシンアミド、コラーゲンなど、肌が自ら潤い、透明感とハリを保つために必要な成分を配合。さらにアトピーなどの炎症にも効果のある植物エキスを取り入れて、肌トラブルを起こしにくいつややかな状態へと高めていく。

ディセンシア

シワ改善サポートに特化したディセンシアは50代の方にもおすすめ。有名ブランドPOLAと研究所を同じとし、シワ改善研究の成果を存分に受ける高コスパシリーズ。ナイアシンアミドが肌の力を底上げし、ローヤルゼリーが肌にハリをもたらす。さらに抗酸化作用も兼ね備え、くすみとシワのできにくい肌を目指すことができる。

エイジングケアのお悩み解消Q&A

年代別のお肌の変化や、おすすめ商品は確認できたけど、エイジングケアについてもう少し知っておきたい…。このコーナーではみなさんから頂いた質問の中でも特に多かった内容を、Q&A形式で解説していきます。

エイジングケアと保湿の違いは?

A:「エイジングケア=高保湿なものを選ぶ」というイメージは、決して間違いではありません。ですが、エイジングケアにおいては肌表面を保湿するだけではなく、深部への働きかけも重要視されます。深部への働きかけの例としては【コラーゲンやセラミドの生成を促進する】【肌の細胞膜を強化する】【ターンオーバーを促進する】などが挙げられます。保湿は「肌表面を水分で満たすことが目的」であり、いっぽうエイジングケアは「低下する肌の力を保つ・向上させることが目的」です。書き分けると違いがよくわかりますね。そのため、エイジングケアアイテムは肌がしっとりするかということよりも、肌の底力を上げてくれるかどうかという部分を優先的に考える必要があります。

エイジングケアにプチプラを選ぶのはNG?

A:そんなことはありません!プチプラでも高い効果を持つものや、自分の肌にマッチするものはたくさんあります。では、なぜスキンケアには大きな価格の差があるのでしょうか?

一つ目は成分の配合量。高価なスキンケアは有効成分がたくさん入っていたり、成分同士の複雑な組み合わせで相乗効果を発揮させるという工夫がなされている商品もあります。二つ目はブランドイメージを高めるための宣伝広告費用。新商品発売のたびにテレビCMや雑誌への掲載をどんどん行うため、商品代金が跳ね上がります。筆者は大手メーカーのデパートカウンター勤務だったため、ここが最も気になる部分でした。価格だけで商品の良し悪しが全て決まるわけではないので、気になる場合はサンプルやトライアルセットを上手に活用して決めてみるのがおすすめですよ。

悪い口コミが多いエイジングケアはやめておくべき?

A:悪い口コミの内容を知ることが大切です。例えば、「肌に合わなかったです」「1週間使いましたが効果が感じられません」という口コミで溢れていたら、一旦立ち止まって考えてみましょう。肌に合わないというのは個人差があるものなので、敏感肌やバリア機能が著しく低下している方、生活習慣が乱れている方はこの感想を抱きやすいのです。そして、短期間で効果が感じられないという口コミにも注意。20代以降は肌の完全な生まれ変わりに1ヶ月〜1.5ヶ月を要します。そのため、短期間で劇的な効果が出ないのは当然のこととも言えるんですよ。悪い口コミはどうしても優先的にチェックしてしまうものですが、その際はよく内容を確認して、公式サイトの説明と照らし合わせながら決めてみてくださいね。

オールインワンのエイジングケアはダメ?

A:ダメということはありません!肌に合っていれば使い続けてOKですし、忙しい毎日のなか、ケアも時には短縮したくなるものですよね。ただし「有効成分の浸透を高めたい」「悩みをしっかりと改善したい」と考える場合は、アイテムを分けることがおすすめ。ご自身のお悩みに有効な成分をしっかりと取り入れるには、段階ごとの油分と水分の割合が重要になってくるんです。化粧水で肌を潤し柔らかくした後に、成分濃度の高い美容液を取り入れ、乳液やクリームで蓋をする。この3ステップを行うだけでも、浸透力に違いが出てきます。その時の自身のライフスタイルやお悩みに合わせて、オールインワンとステップケアを使い分けてみてくださいね。

20代からのエイジングケアは早すぎる?

A:結論から申し上げると、エイジングケアは20代から始めてOK!20代前半だったとしても、未来の肌への投資としてスタートする人が増えてきています。また、20代後半はお肌の曲がり角と言われていますから、揺らぎに負けない肌作りを目指して始めるのもよいでしょう。スキンケアと合わせて、体内環境を整えやすい20代のうちに、食事を見直したり生活習慣のルールをつくっておくこともおすすめ。若々しい美肌はスキンケアだけではなく、食品の栄養や正しい生活習慣からも形成されるためです。今から外と中の両方のケアを意識できれば、10年後や20年後、同年代の方とご自身の頑張りの差を実感するはずですよ。

エイジングケアは気になったその日からスタートして

(まとめの見出しは「まとめ」にしないでください、チープなコンテンツに見えます)

年齢とともに感じる肌の変化と向き合いながら、お肌の全盛期と差が出てしまった部分を補っていく「エイジングケア」。ケア開始のタイミングは、遅れてしまうことはあっても早すぎるということはありません。肌の変化にきちんと向き合い、適切なケアを心がけながら、年齢に負けない美肌を目指していきましょう。

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